あみゅさん主催の対戦オフRadical FootBall Banquet(RFB)に参加してきました。
そこで使用した構築記事です。
オフの感想などの記事は別記事に書いたのでこの記事では単純に構築についてのみ書きます。
以下常態
結果
最終:ベスト8
予選:✕✕〇〇〇〇
最初2連敗したときは終わったと思ったがその後4連勝で巻き返し、直対で2位抜け
決勝T:〇〇✕
詳しくは後述
使用した並び
構築使用経緯
まず、今回使用した構築は自分で考えたものではない。レノバスさん(@renobasu_poke)という実況者の方が使用し、2100に到達した構築をほぼそのまま使用した。
私が構築を借りた動画はこの動画である。
レノバスさんは以前からバトン軸の動画を投稿されていたが、この動画で調整とQRパを公開してくれたので六世代の頃からバトンが大好きだった私はまずQRパを使ってみることにした。すると2100を出した構築かつ初心者でも思考停止で勝てるバトンということもあってとても勝つことができ、自己最高レートを達成できた。私はそれに味を占め、全く同じ調整で自分で構築を組み、特に勝ちに行きたい大会でよく使用するようになった。そして今回も特に勝ちに行きたい大会だったのでこの構築を使用した。
型紹介
ポリゴン2 NN:スピカ 選手率:1/9(5位タイ)
特に語ることのない普通のポリゴン2。こいつが刺さってると思ったときに選出するとグロスがアムハン持ってたり変なとこから挑発飛んできたりとすることが多かったので、刺さってると感じた時は選出しないようにした。初手ゲッコウガ対面でトラアタから入るかトリルから入るかで迷うが、大体レヒレが裏にいたので事本的にトラアタから入っていた(挑発もちゲコも増えてきているし)。ワンチャンバトン先にもなるが、バトン先にするくらいなら一人でトリルATしてるほうが安定する。レートだとピン選出もあった。
ポケセン配布のプレシャスボール個体のためNNはなし。誰か気付いてくれるかと思ったがそもそもほとんど選出していないので気付いてもらえるわけがなかった。
ポリ2と同じく語ることが特にない普通のメガクチート。トリルが切れたあとにあると強いため不意打ちを採用している。また、ミラーに強くするためにSに28ふっている。刺されば強いけど、刺さることが滅多にない(対策されてて当たり前)。じゃれつく外さないから好き。
トリル使うの下手すぎて選出したときの勝率が4割くらいなのでなるべく選出したくない。
メガバシャーモ NN:いなづま 選出率:8/9(1位)
この構築の要。ポリクチオーラ全開なのでまず読まれない。実際に対戦した人5人ほどに聞いてみたが、全員バトンは警戒すらしていなかったと言っていた。
調整は何も考えずにHS。細かい耐久調整はしていない(らしい)。最速テテフより速いから、守るの後に思考停止身代わりおける。最速ミミッキュ考慮するならあと少しSにまわしたい。また、メガグロスがフレドラで乱数50%なため、確定までAにふりたい場面があった。しかしHふってるおかげで勝てた試合もあるので諸説。基本的にこのバシャは2回バトンするので雑に扱ってはいけない。
NNで雷P警戒期待したが、効果があったかどうかは不明。
カプ・レヒレ NN:Tapu Fini 選出率:7/9(2位タイ)
バトンエースその1。控えめレヒレが余っていなかったのでGTSで釣ってきた。PT単位で重いゲッコウガに唯一強い枠。相手の水タイプや炎タイプを起点にしていく。Sが111しかないため、基本的には加速2積みが前提となる。
ツルギと合わせて選出したときには積極的にZを切っていく。命中安定の高火力水技は通りもよく非常に使いやすい。特化しているため予想外の火力を相手にぶつけることができる。冷凍ビームを採用している理由は耐久ふりマンダも倒せ、瞑想後に電気飛行やアゴに刺さるから。めざ炎なら勝てた試合もあるが、冷凍ビームのおかげで勝てた試合も多いのでこれでよかったと思っている。
火力目安
水Z:無ふりミミッキュやコケコ、リザXが確1、habミミが低乱1、リザYは確2
瞑想水Z:ギルガルド盾が1/3くらいの乱数
ムンフォ→冷b:Hふりメガマンダ確2→確1
瞑想ムンフォ→冷b:HDメガマンダ低乱1→確1
霊獣ランドロス NN:ティーガー 選出率:7/9(2位タイ)
バトンエースその2。速いランドロスが弱いわけなく、めちゃくちゃ強い。Sは134で1加速で130族抜き。撃ち落とす採用で飛行相手にも安定する。剣舞すると飛行Zは無茶苦茶読まれるからZ切るタイミングがシビア。ランド対面でグロス交換読み地震みたいなこともする(威嚇入れてるし万が一居座られてもケアが効くため)。剣舞できてしまえば簡単には止まらないが、耐久がそんなにないためなかなか舞えない。
火力目安
剣舞飛行Z:HBポリ2高乱1、耐久ふりレボルト確1
A+1うちおとす+地震:だいたいのランド落ち
カミツルギ(色違い) NN:カイル 選出率:3/9(4位)
バトンエースその3。厳選当時暇だったから色違い厳選した。
ミミッキュ対面からバトンして勝てる枠。言葉よりも数値で示したほうがわかりやすいと思うから下に記す。
物理耐久目安
ミミッキュの特化Zシャドークロー→最大約60%
(シャドクロZ+影うち+珠ダメ二回を確定耐え)
A182地震→超低乱2(最大50.9%)
特殊耐久
特化テテフPFサイキネ→50%の乱1
無ふりドヒドの熱湯が身代わり確定耐え
というように物理は起点にできるが特殊はドヒドくらいしか無理だ。しかし、積める相手は限られているが、火力がものすごいのでBBや剣舞で一度積めてしまえば抜き性能は半端じゃなく、3タテもざらである。火力についても数値のがわかりやすいので以下を参考。
火力目安
リフブレ→無ふりミミッキュやコケコが確1、habミミッキュが50%の乱1、212-171カバが約62%の乱1
A+1リフブレ→Hふりランドギャラ確1
とまあ火力お化け。ブルドヒはこいつだけで壊滅できる。
技構成は動画だとサイカではなくやつあたりになっている。やつあたりだとリザを剣舞後に倒せるというメリットがあり、サイカだとドヒドに強く、アゴバシャに舞わなくても強く出れる。私はQRで使ったときにサイカが使い勝手が良かったのでサイカにした(QRの都合上やつあたりがサイカになっている)。また、スマホは打ちたい相手が少なすぎるから使わない。
立ち回り
基本選出
先発+oror
バシャからバトンしてエース①に繋ぎ、倒されたらもう一度バシャ展開してエース②に繋ぐという展開。基本的にこの選出を通していきたい。
裏選出
++oror
所謂ポリクチの選出。普通に強いが、対策されているためあまり出したくない、バトンでどうしても出せないときに選出。
☆選出の決め方
①がいるとき
先発++
初手レヒレガッサ対面でクチートにバック、その後釣り交換でポリ2を合わせてトリル。これくらいしないとガッサには勝てない。バトン選出するとガッサ1匹でPT半壊する。もしバトン選出するなら初手は胞子願望で身代わり、その後ランドにバトン。
相手にがいると初手にレヒレ対面作られるだけで負けるので、選出じゃんけん。
②やややがいるとき
バトン選出をするならレヒレを出さないと詰むことが多い。だからレヒレ選出が多くなる。がいるなら可能ならポリクチ選出をしたいが、たいていカバが一緒にいるから難しい。
③がいるとき
バトンなら 先発++or
できればこれで出したい。さらに>。ポリクチもありだが、周りのポケモンによる。
④特殊ベースの電気タイプがいるとき
先発++or
ランド出さないとバトン先がいなくなる。
⑤その他
上記に該当しない場合なんてまずないので想定していない。もしそういう相手と当たったら臨機応変に選出する。
☆バトン選出時の初手からの立ち回り
①vs
真顔で身代わりを押す。理由は守るを押して舞われると勝ち筋が0になるから。決勝の2戦目と3戦目連続で初手バシャマンダ対面で捨て身で突っ込まれて泣きたくなった。
②vs
真顔で身代わりを押す(その2)。守っても負けにはならないが、たすき持ちでステロまかれるとディスアドすぎるから身代わり。相手もこっちの裏のランド怖くて地震押しにくいはず(願望)。予選で一回これでスカーフ地震通されて詰みかけた。
③vs
真顔で身代わりを押す(その3)。そこで打たれた相手の技次第で次男の行動を決める。初手は呪い持ち多いから注意していた。
④vs
真顔で身代わりを押す(その4)。リザYだと日照り枯れるまでまもみがも考慮。
⑤vs
相手に明確なバシャの引き先がいるなら身代わり、ないなら守る。守ったときは交代してくるのに身代わりにの時は思念地震してくるからこのポケモン嫌い。
⑥vs
即レヒレバック。色々試してみたが、これが一番安定する。ダスト怖いから変幻個体との対面出来たら水Z切る。激流個体ならバシャで釣るのもあり。
このままだらだら書こうと思ったが長くなりすぎるのでここら辺まで。効きたいポケモンや並びがいたら連絡してほしい。
決勝トーナメント試合運び
一戦目
相手 自分
相手のコケコが壁コケコでバトン後にランドに挑発を入れられたため、マンダに合わせてレヒレ釣り出し。その後もバトンはせずにランドとレヒレで釣り出しを絡めたサイクルを続けて勝利。相手のマンダが耐久ふりだったらしく、冷bレヒレの強さが出た。
二戦目
相手 自分
初手にバシャを捨て身で飛ばされて負けを確信したが、後ろがブルドヒだったために逆転できた。飛行Zランドもツルギもブルドヒには刺さっている。ブルルが守るや身代わりを持っていなかったらランドで3タテ狙えたが、持っていたためランドでマンダを処理してツルギでタテるプランに変更。飛行Zでマンダを処理し、ツルギで積んで勝ち。
三戦目
相手 自分
二戦目と同じく初手の捨て身を通されていeasy winされた。結果的にポリクチが刺さっていたが、トノラグを見たら出せない。相手がこっちのレヒレツルギに怯えて雨選出できないことを読めなかったのが辛い(結果論だが)。
決勝は三戦連続でバトンの動きをさせてもらえなかったので強者の洗礼を受けた感じがした。それにしてもレートだとバシャ対面龍舞や釣り交換ばっかだったのにどうして連続で捨て身なんや……。
所感
問題点/反省点
カバマンダ・ゲコミミに弱く、環境には刺さってないと感じた。何より初手マンダ対面作られた時の引き先がいないことが問題だ。また、鋼がツルギなのでテテフやレヒレ、対面からの引き先も安定しない。この問題を解決しようと色々考え、試したがどれもうまくいかなかった(具体的にはミミッキュやレボルトや輝夜)。もし何かいいバトン先がいたら教えていただきたい。
特殊水+ナットの並びで初手に水が来た時のバトン先がレヒレしかないため、ナットで止まるのも困った。ツルギにバトンして剣舞との択を仕掛けるしかない。
また、ポリクチを信用してあげられなかったことも反省点である。もっと信用してあげればよかった。
マンダ対面の身代わりは「そういうPTをもってきた自分が悪い」と割り切っているので、そういうプレイングに関しては後悔していない。
良かったところ/好きなところ
勝った時にすごく気持ちが良い。また、初心者でも扱いやすいのがとてもよかった。ポリクチの並びによってバトンを警戒されることも全くなく、選出を誘導できるのもよかった。
個人的に一番好きなのは舞った後のツルギのバグレベルの火力。
何より使っていて無茶苦茶楽しい。これが一番大きい私自身あまり同じPTを使い続ける人間でないのだが、これは楽しすぎてずっと使っていた。
以上常態
QRパーティ
レノバスさんが以前あげていたものを消してしまったようなので私の作成したQRを載せておきます。今の環境でも低レートはサクサク勝てるから一度使ってみて、そしてぜひ感想を教えてほしいです。
連絡先
質問やアドバイス待ってます。
最後に
ここまで約5000字読んでいただき、ありがとうございます。気合い入れて書いたら長くなってしまいましたww
ようやく3年半前の自分(オフでベスト16)を超えられてとても嬉しいです。110人程度の人数の参加者の中でベスト8というのは大きな自信になりました。ここで満足せずに次からはちゃんと自分で考えた構築でもっと上を目指していきたいです。
主催のあみゅさん、運営の方々、対戦してくれた方々、決勝Tで応援してくれた方々、そしてPTを考案したレノバスさん、本当にありがとうございました!!!
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